2016年2月13日土曜日

縫い修理

春近し 暖かい日となりました。

普段の革靴から スニーカーに変えた方もいらっしゃったの

ではないでしょうか。

スニーカーは久しぶりに履くと傷みに気づく事が多いですね。


今回は 破れの補修です。
 こちらは 糸が切れて ゴム部が自由になり

隙間が大きく空いてきてしまう現象です。
 こういう場合は浮き上がっている部分の糸を 一度

切って 糊で固定したうえで 同じ穴に針を通して

新しいダメージを作らないように縫い直します。

同じ穴に針を通すので 見た目も全く補修跡が

わかりません。
こちらはスニーカーではないですが 良く起こる

チャック部分の破れです。
 歩きの負荷やチャックの上げ下げの繰り返しで

じわじわと破れてしまいます。
縫い目からさけてしまっているので そのままは縫えません。

革&革の裏に補強素材で 縫いあてをつくります。
縫い目がでるのは否めませんが 黒なので目立ちません。

強度は 補修前よりあります。

もうここから 裂けることはないです。
 こちらは 横の破れです。

こちらも縫い目から裂けているので 一度 革をあてます。

サイドラバーと靴底の間に革を滑り込ませ縫います。
見た目もまったくわからないよう修復可能です。

久しぶりに出した靴は 一度 ぐるっと見回してみてください。


特にスニーカーは 要チェックです。


何かありましたら お気軽にご相談下さい。




ご来店お待ちしております。

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