ルブタンです。
一回の使用でこうなりましたとのお客様。
かかとのピンはほぼ使い切っていたので外して交換します。
ラバーハーフソールを貼ることになりました。が、
既につま先の一部が無くなっている状態です。
もう少しで 靴上部を削ってしまうところでした。
まずは つま先の製作が必要です。
革で作ります。
1mmに満たない繊細な作業です。
製作完了です。
きれいなボトムがつま先にもどりました。
裏から見るとこのようになります。
ラバーハーフソールを貼る部分は綺麗にこちらも
1mm満たない削りで面出しします。
ラバーハーフソールを装着しました。
ルブタンの赤はやはり特殊です。
なるべく近い赤を探して イタリア製のハーフソールを
御用意しております。
全く同色というわけにはいかないのですが
日本やアメリカの赤よりは ルブタンに自然に馴染みます。
素材もウレタンを含み 通常のゴムより耐摩擦強度が
高いです。
綺麗にもどりました。
かかとに新しいピンをいれて完成です。
赤の見え方も良いと思います。
本当に華奢ですが 故に綺麗な靴です。
そのままが一番ですが 長く美しく履くために
痛めてしまう前の ラバーハーフソールを
お勧めいたします。
こちらは同じお客様のジミーチュウです。
底の薄いルブタンの一回使用を経て これは。。。と
思われたそうです。
新品のうちにラバーハーフソールを
装着する事にされました。
ルブタン同様、ジミーチュウもかなり底の薄い部類に入ります。
同じイタリアメーカーのベージュのラバーハーフソールを
付けました。
とても馴染み良く仕上がったと思います。
革底による滑りも防ぎます。
絨毯や良い床板の上専用使用でない限りは
どうぞ 早めの(新品でも)ハーフラバーソールを
お試しください。
ご来店お待ちしております。
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