春近し 暖かい日となりました。
普段の革靴から スニーカーに変えた方もいらっしゃったの
ではないでしょうか。
スニーカーは久しぶりに履くと傷みに気づく事が多いですね。
今回は 破れの補修です。
こちらは 糸が切れて ゴム部が自由になり
隙間が大きく空いてきてしまう現象です。
こういう場合は浮き上がっている部分の糸を 一度
切って 糊で固定したうえで 同じ穴に針を通して
新しいダメージを作らないように縫い直します。
同じ穴に針を通すので 見た目も全く補修跡が
わかりません。
こちらはスニーカーではないですが 良く起こる
チャック部分の破れです。
歩きの負荷やチャックの上げ下げの繰り返しで
じわじわと破れてしまいます。
縫い目からさけてしまっているので そのままは縫えません。
革&革の裏に補強素材で 縫いあてをつくります。
縫い目がでるのは否めませんが 黒なので目立ちません。
強度は 補修前よりあります。
もうここから 裂けることはないです。
こちらは 横の破れです。
こちらも縫い目から裂けているので 一度 革をあてます。
サイドラバーと靴底の間に革を滑り込ませ縫います。
見た目もまったくわからないよう修復可能です。
久しぶりに出した靴は 一度 ぐるっと見回してみてください。
特にスニーカーは 要チェックです。
何かありましたら お気軽にご相談下さい。
ご来店お待ちしております。
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